フォームがしっくりこない時はありませんか?
前はわりと球が入ったのに久々にやってみたら全然入らない。
なんか構え方に違和感があるけどどう治せばいいのかわからない。
そんな時には三刀流作戦を試してみましょう。
この作戦を試すだけでも、うまくいくフォームをみつけられるかもしれません。
今回の内容は少しストイックです。
キューが重いと身体が勝手に良いフォームになりたがる!
三刀流作戦とは、3本束ねたキューで構えて球をつくことで
より自分の身体にあう構え方やキューの動かし方を繊細に把握する作戦です。
例えば、重い荷物を持って歩くとき、荷物を身体から離して持つとすごく重く感じたことはないですか。
重たい荷物ほど自分なりに少しでも持ちやすく工夫していくので、
自分なりに一番いいフォームで荷物をもつことになります。
結果的に一番効率よく力を使えるため、身体から離して荷物を持つ時と比べると
比較的自在に持ち運ぶができますよね。
三刀流作戦ではキューの重さをいつもの3倍にすることで、重いものを持つときと同じように
自分なりに楽に構えたり動かせるフォームを1人で探すことができるのです。
キューを束ねてみる
マスキングテープなどでキューを3本束ねてまとめましょう。
この時実際に球に当たるのは1本なので、1本だけとび出すように束ねるのがポイントです。
残りの2本は重さを増すためのものです。
構えやすいフォームをみつける!
実際に束ねたキューで構えてみましょう。
立っている時から構え終わるまでの動作をいつもより少しゆっくりやってみましょう。
構え終わるまでの間に何か持ちづらいなといった違和感を感じる瞬間があれば、
一度立ち上がった状態に戻って、少しでも楽に構えられるように足の位置や向きだったり、
持っている右手や肘の持ち方などを試行錯誤してみてください。
ここでスイカ割り作戦や片足で構える作戦を併用するのもいいかもしれません。
楽に動かせる方法を探す!
ある程度違和感なく構えることができたら、次は素振りをしてみましょう。
肘の高さや向きを変えたり、キューを持つ手首の向きなどを試行錯誤すると
比較的軽く持てたり、素振りをしていて動かしやすいなと感じるところがあるはずです。
個人差はありますが、キューが勝手に動いてしまうような感覚があったり、
キューを急いで動かすことはありませんか。
同じ速度で無理なく動かしやすいキューの向きや持ち方があるので探してみましょう。
なるべくゆっくり長く動かすようにするとわかりやすいかもしれません。
みつけたら実際に束ねたキュー使って球をついてみましょう。
1本のキューと3本束ねたキューを交互に使ってみる
同じ位置に球をそれぞれ置いて、3本束ねたキューと1本のキューで交互に球をついてみましょう。
このときに3本のキューで無理なく動かせるようなイメージで1本のキューを動かすと、
重さの差以上に楽に構えられるかもしれません。
楽に構えられたら無理に力を使わないのでうまそうにみられやすいですし、
穴の傍まで行くのに入らないような惜しい球がもっと入りやすくなります。
他の作戦とあわせて試してみてください。
ちなみに3本束ねたキューの重さはおよそ3.6ポンドです。
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