ビリヤードで大富豪をする方法があった!
今回はトランプゲームの定番の大富豪をビリヤードでも楽しむ方法を紹介します。
通常の8ボールと大富豪のルールを確認する
8ボールは、ローボールと呼ばれる1から7の球と、9〜15のハイボールと呼ばれる球のグループに分け、自分の担当するグループの球を順番関係なく落としていくゲームで、自分のグループの球をすべて落とすことで8ボールを落とす権利を得ることができ、先に8ボールを落とすことで勝利となります。
また、大富豪は場に出ているカードよりも強いカードを出していき、早く自分の手札を無くなった人の勝ちとなるゲームです。
グループボールを手札にする!
8ボールをするにあたり、ローボールと呼ばれる1から7の球と、9〜15のハイボールと呼ばれる球のグループに分けるのですが、
1〜7はそのままの数字で考えますが、9〜15もそれぞれ1〜7とみなします。
1と9や2と10などは基本の球の色が同じ色のため、すぐに慣れていただけると思います。
相手より大きな数字の球を落としていく
このゲームでは、自分のグループの球であれば、どの球に最初に当たってもよいのですが、落として良いのは相手よりも大きな数字の球だけです。
1ショット交代でそれぞれ相手よりも大きな数字の球を落としていき、もし直前に相手が落とした球よりも大きな球がなくなった時点で自動的にパスとなります。
パスの後は、手球は現状のままで、自分のグループの球であればどの球からでも落とすことができ、それ以降は、またお互いにより大きな球を落としていきます。
自分のグループの球をすべて落としきって、8ボールを落とした人が勝ちです。
パスになるのは落とせる球がテーブル上になくなった時だけ!
大富豪と異なり、もしあなたが球を落とし、相手側にそれよりも大きな球がテーブル上にあるにも関わらず、ミスやファールで落とせなかった場合は、あなたは自分で先ほど落とした球よりも大きな数字の球を落としてプレーを続けます。
パスの際は手球は現状のままでプレーを続けます。
また、パスの直後にミスした場合は、直近で落とした球がない状態になるため、どちらかが落とすまで、自分のグループ内の好きな球を落とすことができます。
ブレイクショット後、どちらかが球を入れた時に初めてグループボールが決定!
ブレイクショットで球が入った時は、ブレイクショットをした人が、どちらのグループの球を自分のグループの球にするかを決めることができます。
ブレイクショットで球が入らなかった場合は、プレーを交代し、初めて球を入れた人が自分のグループの球を選ぶことができます。
その際に、必ずしも落とした球のグループを選ぶ必要はなく、自分の好きなグループを決めたら、相手に伝えます。
もし自分が落とした球を自分のグループボールにしない場合は、順番を交代した際に落ちた球を落としたままにするか、テーブル上の好きな位置に戻すかを選ぶことができます。
また、ブレイクショットや、最初のショットでどちらのグループの球も同時に入ってしまった場合も、自分のグループボールを決めて相手に伝えた後は、上記と同様に交代した際に落としたままにするかテーブル上に戻すかを選ぶことができます。
並べ方は8番が真ん中にあれば、後は自由!
並べ方などは特別な指定はありません。もし馴染みのある並べ方などがあればお好みにあわせて取り入れてください、
また、直近に落ちた球の数字がわからなくなってしまっては困るので、球が落ちるたびにホワイトボード等に書いていくとわかりやすくなると思います。
「相手より大きな数字」以外を落としたらファール
ファールの時は相手に順番を交代した後、手球を好きなところにおいてプレーを再開します。
ファールと同時に落ちた球はすべて戻します。
戻す場所はナインボールで1番をおく、フットスポットです。
もしフットスポットに何か球があれば、その球にくっつけるように置きます。
フリーボールで再開する際も、必ず直前に落とした球よりも大きな球を狙います。
ファールの種類はこちらを確認しましょう。
- 相手より大きな数字の球以外を落とす
- 一番先に相手のグループの球に当たる
- 自分のグループの球があるのに8に最初に当たる
- 手球(白い球)が穴に落ちる
- 手球がテーブルの外に飛び出す
- 両足を浮いた状態でショット
- 手球が動いている間に触る
- 色のついた球に直接触る
手球の位置が勝負を分ける!
1ショットで交代となるため、なるべく自分では入れられる限り小さい数字の球を落としながら、次に相手が大きい数字ばかりを狙えるように仕向けたり、相手が球を落としにくい所へ手球を移動していくように工夫してみましょう。
「革命」や「しばり」や「イレブンバック」などの出現方法
革命や縛り、イレブンバックなどは大富豪に登場する特殊ルールで、何も採用せずとも楽しめるのですが、
それぞれの地域などのローカルルールに愛着がある方も多いと思いますので、アレンジの例を下に紹介いたします。
遊びながらアレンジを加えてみることをおすすめします。
同じ穴しばり
同じ穴に2回連続で入れたら3回目からパスするまで、同じ穴に入れ続けなければならないという難易度の高いしばりです。
キスショットで8切り
入れたい球を他の球に当ててから落とすことをキスショットと呼ぶのですが、これができた時は場を流すことができます。
キスショットを成功させた場合は、好きな自分のグループの球をもう一度狙うことができます。
キャノンショットで革命
自分のグループの球に当たった後の手球で、本当に狙いたい球を落とすことをキャノンショットと呼ぶのですが、これを成功させた場合は1が一番強くなり、7が一番弱くなります。これはまた革命が起きるまで継続します。
コンビショットでイレブンバック
自分のグループの球がまた別の自分の球に当たり、落とすことをコンビショットと呼ぶのですが、これを成功させた場合は、次に場が流れるまで革命状態となります。
他にもいろいろ遊びながら試してみてくださいね。
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