ナイン・ボウラード 9ボールの腕前が点数でわかる!

ビリヤードのスキルを数字でだすゲームでボウラードというものがあります。今回ビリラボではこのボウラードをアレンジしたものを提案します。

これは9ボールのスキルを 数字の順番に連続で落とせる平均個数という観点にしぼり数値化していくことで9ボールのハンデをつけるときや上達の指標につなげることを目指します。

落とす順番に注意する

  • 9ボールを一人でして連続で何個落とせたかを得点にします。
  • ブレイクの後は運次第で狙えなくなるため、最初の一球は1~8の好きな球を狙います
  • 次落とす球はテーブル上の最小番号にします。
  • 例 (ブレイク→→①→②→③→④→⑥…と落とす。)
  • 外したら手球現状。外した後もブレイク後同様最初の一球は好きなものから狙い、残りを数字順に狙います。
  • 例 (ブレイク→⑧→①→②→ミス→→③→④→⑤…と落とす。)
  • スコアは1~8が1点、9番が2点、ボウリングと同様のスコア計算を行います。
  • 例 【ブレイク→⑧→①→②→ミス→→③→④→⑤→⑥→ミス】この場合、一度ミスするまでに3個(一投目3点)、次のミスまでに5個落としている(2投目5点)ので、1フレームで8点です。

ブレイク

  •  ナインボールと同様にラックしてブレイクします。
  • ブレイクで球が入らなくても現状で継続です。
  • ブレイクでファールしたら0点。再度ラックしてブレイクから2投目です
  • エース(ブレイクで9が入る)でも継続です。9はイン扱いとし、残りは必ず落としてください。

ファール時の処理

  •  ブレイク以外でファールと同時に入った球はフットスポットに戻します。
  • 1投目でファールをした場合、手球はフリーボールからスタートです。
  • 2投目でファールをした場合、その場でそのフレームは終了です。

レイティング

ビリラボではレイティングを9つに分けました。あなたの実力を測る参考にしてください。

10回もやるのだるいという方は5回まで頑張って、そのスコアを2倍にしておおよそ出すのもいいかもしれません。

  • レイティング1 (初心者) : 0~19点
  • レイティング2 (見習い): 20~35点
  • レイティング3 (駆け出し) : 36~50点
  • レイティング4 (修行中) : 51~75点
  • レイティング5 (一人前) : 75~100点
  • レイティング6 (腕利き) : 101~150点
  • レイティング7 (凄腕): 151~200点
  • レイティング8 (玄人): 201~250点
  • レイティング9 (達人):251~300点

現状のクラス(腕前を分ける指標のこと)ではABCとありましたが、レイティング3までがCクラス、レイティング5までがBクラス、それ以上はAクラスやプロに相当するものとビリラボでは考えています。ぜひみなさん試してみてくださいね。

ちなみにこのレイティングはJPA9ボールのハンデを元に算出しています。

実際にやってみた方はスコアや感想などをどしどし募集しております。

計算が面倒な方はスマホアプリもいくつかあります。
アンドロイド iOS

皆さんのコメントを見て新しい人がチャレンジしていくのが楽しみです。

ビリヤードコーディネーター

投稿者プロフィール

北海道札幌でビリヤードの普及活動中です。
上手になる方法やいろんな楽しみ方をたくさん知っていれば、きっとそのなかで自分にぴったりの楽しみ方を選んでいけるはず。
このビリラボをみてビリヤードしに行く人や、ビリヤード場でビリラボをみて楽しみ方を探す人がもっと増えたら幸せです。

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コメント

    • 小勝博之
    • 2019年 4月 19日

    質問です。
    ナインボーラードにおいて、フロックで入った場合などはどう処理したら良いのでしょうか?
    また、キスショットやコンビネーションショットなどは有効なのでしょうか?

      • 2019年 4月 20日

      ご質問ありがとうございます。
      ナイン・ボウラード は、一般的な 9 ボールの腕前を可能な限り数値化していくことを目的としているため、
      フロックや、キスショット、コンビネーションショットも有効であるものとしてご提案しています。

      9 ボールや JPA のルールの観点から見ても、フロックやキスショット、コンビネーションショットのあとは継続可能であるため、9 ボールで数字の順番に連続で落とせる平均個数を知るという点ではこのほうがよいという認識です。

      ただ、ご自身の技術向上を目的にした際に、例えばすべてコールショットで行い、コールしたとおりにならなかった場合はミスとして計算する方法も決して間違いではないと思いますので、目的に応じてアレンジしていただくのも 1 つの楽しみ方だと思います。

  1. 2014年 7月 25日

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