壁ドンしたらビリヤードうまくなるって本当?

自分ひとりで自分のフォームを改善していくって難しくないですか?

そもそも何がいいフォームなのかもしっくりこないし
誰かに聞いてもそれが正しいかとか、自分にあってるかわからないし。

上手い人のもっとこうしなよと言われても今どうなってるのかわからなかったら
どうすればいいかわからないし、自分の基準をどう作ればいいのかはっきりしない。
言われたからってそのとおりやってるつもりでもその通りできているかもわからないし。

あーもうどうすればいいかわかんねーとなっていませんか?

そんなあなたにひとついい作戦を紹介します。

以前別の記事でも案内していますが、顔とキューの向きが揃い続ければ、
ひとまずその方向に手球が進むのでうまく行きやすいという話をしました。

でもそのキューの向きが定まらないからフォームをよくしたいんだ!

という方がほとんどだと思います。
そこで、キューの向きを定めやすい方法がこの壁ドンです。

この作戦を何度か試すことで、一人でいても
まるでもうひとりの自分が横から見ているみたいに
自分の感覚で自由にフォームを修正しやすくなります。

自分の中で自分なりの基準を作ることで、
誰の手伝いもなくともコソコソ上達できます。

では壁ドン作戦の方法を案内します。

何かキューと同じくらいの重さのものを持ってみましょう。
キューがあればよいですが、なければコンビニ袋に何かいれてもいいですし
ペットボトルでもいいです。

次に壁にその持ったものを体ごと押し付けます。
右手で持っていたら右手も、右肘も右の肩も、顔も壁にくっつけます。

 

 

kabedong

足を適度にひらいて、そこからまるでビリヤードをするときのように構える動作をします。

構えるときに上半身を倒しますが、このときに顔も、右肘も、右肩も、もっているものも
すべて壁にくっつけたままにします。

この時にどこかが体から離れるのだとしたら、そこがくっついたままできるように
体の向きや足の開き方、足の向いている向きなどを変えてみましょう。

それができたら、実際に持っているものを壁にくっつけたまま前後に動かしてみましょう。
壁につけたままひじから下だけを動かしてみて違和感がなければ、
あなたは今【顔の見えている方向にまっすぐ持ち物を動かせています】

もうあなたにあったフォームができているはずです。

なお、余談ですが、持ち物を動かすときに、肘と手と持ち物が常に一直線になって振り子のように動かせたら
上手い人っぽくみえますし、球も入りやすいです。

気になる方はこちらもみてみてください
球が入りやすいキューの動かし方の秘密

上手い人はキューを急加速させることも、急停止させることもめったにしません。
ぜひ真似してみて感覚を掴んでみましょう。

ビリヤードコーディネーター

投稿者プロフィール

北海道札幌でビリヤードの普及活動中です。
上手になる方法やいろんな楽しみ方をたくさん知っていれば、きっとそのなかで自分にぴったりの楽しみ方を選んでいけるはず。
このビリラボをみてビリヤードしに行く人や、ビリヤード場でビリラボをみて楽しみ方を探す人がもっと増えたら幸せです。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. バックハンド、ビハインド・ザ・バック、背面撞きという名前で呼ばれるこのショット。背中に回して構えるの…

Link

ページ上部へ戻る