ビリヤードはルールが面倒じゃない?
忘年会や新年会の二次会などで、何人かでビリヤードをしに行った時に、ルールで困ったことはありませんか?
今回紹介するビリヤードのタイムアタック、「スピードプール」は1人ずつプレーするので、人数に関係なく楽しむことができます。しかも、ルールが非常に簡単なので、9ボールなどで展開が遅くなってグダグダになりそうなときにやってみると、一気に盛り上がるかもしれません。
しかも、球が入らなくても自分の番が続くので、1回やって入らなくてすぐ交代する必要が無いのでどんどんプレーできる爽快感があります。
順番は関係なし!全部落とすまでの時間で勝負!
スピードプールは好きな球の数で並べてよく、白い球(手球)を色のついた球(的球)へぶつけた瞬間から時間を測り、最後の球が落ちて白い球が止まるまでの時間を競います。もちろん15個全部を使ってもいいですし、もし人数が多い場合や、短時間でテンポよく進めたい場合は、9個でやってみるのもいいですし、4〜6個など、少ない球数で、好きな形に並べてみましょう。
スマートフォンのタイマーアプリなどを利用することで、簡単に時間を測ることができるので、待っている人が時間を測ります。
ファールや並べ方も臨機応変にカスタマイズ!
ファールなどを細かく設定するのも良いですが、まずみんなで楽しむためにはわかりやすいファールのみ最初に確認しておきます。
主だったファールを以下にまとめましたので、参考にしてください。
- 白い球が止まる前に白い球に触れる
- 両足が浮いた状態でプレーする
- 白い球が穴に落ちたり、テーブルの外へ飛び出す
- 色のついた球を触る
もしファールが発生したら、すぐに白い球を好きなところへ移動してプレーを再開します。そのかわり、ファールをした回数に応じて、1回10秒などを実際のタイムに加算して最終的なタイムをだします。
周りにいる人に気をつけて遊びましょう
スピードプールは非常に盛り上がりやすいので、ついつい隣の台まで使ってしまったり、隣の台の人のプレーの妨げになるようなことも起こりやすいのですが、隣の台と共有しているスペースがある場合は、その場所を長時間専有したりしないように気をつけながらやってみましょう。
なるべくまっすぐの球を狙って優しく動かすのがコツ!
白い玉が動いている間は時間だけがすぎてしまうので、なるべく穴とそれぞれの球の角度がまっすぐに近いものを狙っていくと、白い球が動きにくくなり、時間を短縮することができます。
また、急いだり焦ってしまうと、ついつい力の強いショットを繰り出してしまいがちですが、ショットが強いとそのぶん球が止まりにくくなり、時間が無駄になってしまうので、焦らず力まず落ち着いて1個ずつ落としていくのがお勧めです。
なお、1回外れても続けることができるので、入りにくい球は、何回かに分けて少しずつ穴のそばへ持っていってから落とすのも作戦として有効です。
全然入らない時はキューを持つ場所や、顔とキューの向きをチェックしましょう。
キューを動かすために持っている手の位置が後ろ過ぎると動かしにくいので、初心者でも1分でビリヤードが上手そうにみえる構え方を参考に、両手の持つ位置をチェックしてみてください。
また、同じ方向に外れることが多いようであれば、ストロー1本で球が入りやすくなる魔法を参考に、構える時の顔とキューの向きをなるべく揃えるようにしてみましょう。
スピードプール世界選手権もあった!スピードプールのプレイ動画
海外のスピードプール動画を紹介しますので、実際にやってみるときの参考にしてみてください。2つ目の動画は世界選手権の模様です。
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